こちらを参考にしました。
Install VMWare Server in Ubuntu 8.04(英語)
上はVMware Serverの導入方法なので、ここではVMware Playerを。
仮想マシンの実行環境としては、Playerの方が使い勝手が良いんですよね。
Serverの方は、まあ気が向いたら導入するのでその時また。
レシピ。
1.必須ソフトウェアの導入
まず、画面の上にあるメニューから「アプリケーション」→「アクセサリ」→「端末」を起動します。以下を入力して実行。
sudo apt-get update
「sudo」を忘れずに。自分のログインパスワードを聞かれますので答えてあげましょう。
このコマンドは、必要な関連ソフト最新一覧をインターネットから自動で(内部的に)取得するコマンドです。
次に以下の入力をして実行。
sudo apt-get install build-essential linux-headers-`uname -r` xinetd
さっき取得した最新ソフトの情報を元に、関連する必要ソフトを自動で導入ししてくれます。
途中で「続行しますか [Y/n]?」とか聞いてきたら「y」を入力してEnterを押下して下さい。
2.ディレクトリ(フォルダ)の準備とPlayerダウンロード
フォルダを準備して、PlayerをVMwareサイトからダウンロードします。以下を入力。
mkdir -p ~/src/VMWare
ログインユーザのユーザディレクトリ配下にフォルダが作成されます。
これはsudoはいりません。
次に、VMware Playerダウンロードページから、最新のVMware Playerの「tar.gz」版をダウンロードします。
私のダウンロードしたファイルは「VMware Player 2.0.4 for Linux (.tar)」というものでした。rpm版は使いません。
ちなみにダウンロードには、E-Mailアドレスなどアンケートに答える必要があります。
ダウンロードしたファイルを「~/src/VMWare」に移動します。
画面の上にあるメニューからだと、「場所」→「ホームフォルダ」に「src」→「VMWare」があるはずです。
ファイルブラウザ上からマウスで放り込んでもOKですよ。
3.ファイルの解凍と展開
ダウンロードしたファイルは圧縮されているので、解凍します。私は以下を入力しました。
tar xzf ~/src/VMWare/VMware-player-2.0.4-93057.i386.tar.gz
文字が緑色の部分には、ダウンロードしたファイルの名前を入力してください。
ちなみにコマンド入力の途中で「Tab」キーを押すと、自動で補完されますので便利ですよ。
うまくいけば、コンソール上は何も言わずに終了します。
解凍されたフォルダが「~/src/VMWare/vmware-player-distrib」として完成していればOKです。
4.インストール
これで準備はできました。解凍したフォルダの中にある、インストールスクリプトを実行します。
以下のコマンドを実行します。
sudo ~/src/VMWare/vmware-player-distrib/vmware-install.pl
「sudo」を忘れずに。忘れると入力し直しです。
実行すると、インストールスクリプトが起動します。
英語の文章がずらずらと並びますが、元々一般的な設定が選択されているので、ずっと「Enter」を押し続けて下さい。
You can now run VMware Player by invoking the following command:と表示されたら設定完了です。
"/usr/bin/vmplayer".
Enjoy,
--the VMware team
が、まだ起動してはいけません。喜ぶのは早い。
以下のコマンドを実行しておきます。
sudo cp /lib/libgcc_s.so.1 /usr/lib/vmware/lib/libgcc_s.so.1これで設定をコピーしておきます。
sudo cp /usr/lib/libpng12.so.0 /usr/lib/vmware/lib/libpng12.so.0
はい。これで画面の上のメニューに「システム」という項目が増えているはずです。
この中に、「VMware Player」があります。
お疲れ様でした。
実行の度にソフトウェア利用許諾書が英語で表示されますが、その後の動作は Windowsと同じですよ。