2008年12月26日金曜日

[ CSS ]スタイルシートで中央配置の段組を作る方法

今どきテーブルでごりごりサイトをデザインするのは時代遅れー、なんて言いますが。


わりと面倒なんですよねスタイルシート。
最近マシになってきましたが、ブラウザによって挙動違いますし。


スタイルシートはそれぞれの設定単体でできることが限られています。
複雑なことをしようとすると、いくつかのプロパティを組み合わせる必要があります。


わー面倒。


でもまあ、コツをつかめばそんなに面倒じゃないですよってことで。


今日は今時のサイトならどこでもやっている段組表示をやります。
で、ついでに段組表示を丸ごと中央に表示してみます。

段組の中央揃えは意外と取り上げられていないので。


とりあえず完成品のソースを。

ややこしそうなことやって見えますが、実際に表示されているのは下から10行分くらいですよ。



これをそのままどこかのHTMLファイルにコピペして、ブラウザで見てください。



上のスクリーンキャプチャ画像と同じような表示になっていると思います。


では説明。内容を順番に見ていきます。



上は、Web DeveloperというFirefoxブラウザの追加機能で表示した要素の解析です。
全部「DIV」要素だけで構成されているのが分かると思います。

1番外側のdivが、superWrapという名前で宣言されているDIV要素です。
これは、ただtext-alignをcenterに設定して、内容を中央揃えにするだけのものです。

ちなみにこのsuperWrap、FirefoxやSafariでは不要です。
実は、IE6のバグのために、mainFrameの体裁指定が言うことを聞かないんです。
まあ、IE8ではちゃんと動作するんじゃないかな。たぶん。

外側から2番目のdiv、mainFrame。こいつは、段組全体の体裁を指定しています。
幅が400px。text-alignをleftに戻して、内容の文字は左詰めにしています。

普通の段組ならこれだけでいいのですが。
段組全体を中央揃えするための設定がここに入っています。「margin: auto auto;」という設定です。
autoというのは「とりうる最大の」という意味だそうで。外側のdivで中央揃えにされている今の場合、左右両側に一杯の余白(マージン)を取ります。これで、段組全体が中央揃えされるのです。

あとの2つのdiv、leftFramerightFrameはその名の通り、段組の左側と右側のフレームです。
それぞれfloatプロパティにrightとleftを指定して、ぴったりmainFrameの枠に収まるように幅を調整しておきましょう。

これで、中央揃えの段組は完成です。

[SQL] SQLでのページング(Oracle)

Oracleでデータベースを利用したページング。

ページングは面倒。
SQLもなかなか綺麗にならないです。



とりあえず作ってみたけども。


…すごく不満。美しくない。なんかこう、つまらない。


特に2番目のSELECTのところは、カラムの名前全部書かないとOracleははじいてくるらしい。
何かいい方法ないかなぁ…。


あ、ちなみに簡略化して書いていますが。
$PageMaxとか$PageNumberとかには、値を入れますので念のため。



あーーーっっ!!(不満のオーラ)

[VC++] VC++で複数コントロールに対する個別のドラッグアンドドロップを受け付ける方法

やたら細かいネーミング。汗


D&D対応のサンプルはWebでも色々あるんだけど。
あのやり方だと、ウィンドウのどこにドロップしても同じになってしまう。


たとえばこんなウィンドウ。


この二つのエディットボックスがそれぞれD&Dを受け付けるようにしたいときの方法。
あくまで一つの方法ですけど。一番簡単なので使っています。


作成環境はVC++6.0なので、.NETとはウィンドウの構成とかはかなり違いますが、基本的に仕組みは同じはず。


まず、リソースエディタでエディットボックスをD&D対応にします。

リソースエディタを起動して、



各対象アイテムの拡張スタイルで「ドラッグドロップを許可」にチェックをつけます。



次に、ウィンドウ画面上でクラスウィザードを表示。



オブジェクトIDでウィンドウのIDを選択すると、PreTranslateMessageという関数名が表示されます。
これをダブルクリックして、下の「メンバ関数」に追加された、PreTranslateMessage関数をダブルクリック。

ソースファイルが開きます。画面が黒いのはほっといてください。


この関数(PreTranslateMessage)は、ウィンドウに飛んでくるすべてのメッセージが実行される前に必ず通る場所です。

なので、ここでメッセージを取得すれば、ウィンドウに飛んでくるほぼすべてのメッセージを取得できます。いじりようによってはウィンドウを閉じられなくも出来る強力な関数ですのでご注意を。


ここに、こんなソースを挿入します。



処理を簡単に箇条書き。
  1. 受け取ったメッセージがWM_DROPFILESの場合
  2. wParamに格納されているパス名データを解析用APIに渡してファイル名を取得
  3. hwndに格納されているメッセージ送信先IDを、対象の2つのEditBoxのID情報と比較し、該当するEditBoxにパス情報を書き込む

と言うものです。

DragQueryFileというAPIは、ファイルの名前を指定したバッファに書き込んでくれる解析用APIです。

これでファイルをD&Dすると、各エディットボックスにファイル名が設定されますよ。

[ VC++ ] たまにインテリセンス(コード補完)やツールチップ表示がされなくなったときの対処法

さすがに.NET以降は起きないかも。

ちなみに私は仕事で6.0を使用しているのでたまーに起きます。


対処法。
  1. VC++を終了して、エクスプローラでプロジェクトフォルダ内を表示。
  2. F3キーかCtrl+Fを押下します。
  3. サイドバー(エクスプローラバー)にファイル検索が表示されます。
  4. 「ファイル名のすべてまたは一部」に、「*.ncb;*.opt;*.clw;*.aps」と入力して検索を実行します。
  5. 検索されたファイル(4つ)を全部ゴミ箱に移動します。

以上。わー簡単。

これでVC++を起動しなおすと、キャッシュが消えて正常にインテリセンスが動作するようになります。

Javaで配列の要素を数える(配列のカウント)

※かなり昔の記事なんですが、移転したので転載します。


Javaは動的配列を管理してくれるクラスが充実しているので、純粋な配列って余り使うことは(私は)ないんですが、使う必要が出てきて唖然としました。

「あれ?sizeofってどうやるんだろ?」

ちなみにC++/Cでは、配列の要素数を計算するのにこんな計算をします。


上のソースでは、配列の全体のデータ量を、T_DATAという箱のサイズで割っています。
こうすると、いくつ分の要素があるか分かるんです。

それが、JAVAだと、こういう感じでした。



うわみじかっ。


配列そのものに機能があるらしく、配列構造になっていると、そいつのlengthというパラメータに要素数が入っているようです。

Java使う人には当たり前すぎて取り上げるまでも無いんでしょうが、C++からきた人から見るとカルチャーショックです。笑

まあ、よくJavaを使うとプログラムを書く量が増える、とよく言われますが。
後発で開発された言語なので、色々機能はあるんですねー。for-eachとかね。

Javaでの文字列整形 (J2SE 1.4系)

私は元々C/C++開発者。

なので、「sprintf~」「printf~」構文は欠かせません。
printf、sprintf関数は、C/C++で文字列の整形を行うものです。

例えば、こんなことが出来ます。

(C++言語のソース)

(出力結果)
ただいまの値=0000200と、abcdefg

割と簡単に、色々整形しながら出力できます。しかも構文は一行。
sprintfを使えば、同じ形式で画面上ではなく、メモリ上の文字列データへ出力できますしね。

で、今の私は主にJava開発者です。
同じプログラムな訳で、当然値を整形して出力する事もあるわけですが。

実は、Java1.4にはこのsprintfに相当する機能が存在しないんですよ。
それも、同じことをするのに非常に面倒なコーディングが必要。

こんな感じ。

(JAVAのソース)

(出力結果)
ただいまの値=0000200と、abcdefg

…長い。
えらく面倒だってばさ。

たかだか2、3行と思うかもしれないけれど、実はそう簡単じゃないんですよ。
実は、加工する値と加工する形式が増えれば増えるほど、この2,3行の追加分が3倍、4倍、と膨れ上がっていくわけで。

C/C++では同じ1行で出来ることを、数百行のソースを書いてやっとできるんです。


はー。


ちなみに、最近リリースされた、J2SE5.0以降では、ほとんどC/C++のsprintf、printfと同じ機能、使い勝手の関数が実装されたらしいです。
他にもJ2SE5.0では、かなり色々とC/C++に似た便利な機能が移植されているそうですよ。


きっと相当要望があったんだろうなー。


ま、企業向け開発者の私がJ2SE5.0で開発できるようになる時代なんて、何年先になるのか分からないけれど。

…ああ、やだやだ。

2008年12月24日水曜日

[GAE] PILをjpegとzlibオプション付きでコンパイルする方法。(VC++ 2008 Express版)

VC2005でも使えるかも。

Python系って、今配布されている2008とかだとコンパイルしてくれない。
Visual Studio 2003じゃないと許せないから2003使ってね、みたいなメッセージが出る。…なんて心が狭(ry


で、無理やりコンパイルする方法があったので備忘録。2003は無料じゃ手に入らないし。

こちらの記事で、コンパイル環境を作ります。まぁインストールですが。
[nmake.exe&cl.exe]無料で作るコマンドラインからのコンパイル環境(Visual Studio Express 2008版)


で、3つのファイルをダウンロードしてきます。
下のリンクはそれぞれ今(2008年12月)の最新版です。

1.PIL本体
Python Imaging Libraryから、PIL最新版の「Source Kit」をダウンロードします。
1.1.6(クリックでダウンロード)です。

2.Jpeg Lib(Jpegサポート用)
ftp://ftp.uu.net/graphics/jpeg/jpegsrc.v6b.tar.gz(クリックでダウンロード)

3.zlib(PNGサポート用)
http://www.zlib.net/zlib-1.2.3.tar.gz(クリックでダウンロード)


ダウンロードしたら、全部解凍します。
それぞれフォルダが作成されますので、JpegとzlibのフォルダをどちらもImagingのフォルダに放り込みます。

+Imaging-1.1.6
 -jpeg-6b
 -zlib-1.2.3


こんな感覚です。

次に、setup.pyがはじいてしまうVC++2008を環境設定とレジストリで回避します。
てかそんなフラグ見てるんだ。

環境変数の設定。
下の変数を作って、どちらも「1」を設定します。
DISTUTILS_USE_SDK
MSSDK


次にレジストリエディタ。
「ファイル名を指定して実行」で「regedit」
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\.NETFramework
をたどり、「新規」→「文字列値」で、
sdkInstallRootv1.1
を作っておきます。値は入力しなくてOKです。


さて、コンパイルします。


Imaging-1.1.6の中にある設定を下のように変更します。
JPEG_ROOT = 'jpeg-6b'
ZLIB_ROOT = 'zlib-1.2.3'

最初はどちらもNoneになってるはず。

カレントフォルダをJpeg-6bにします。
で、「jconfig.vc」ファイルのファイル名を「jconfig.h」に変更してから、以下のコマンドでコンパイル。
nmake -f makefile.vc


だーっとログが流れます。警告も多いですがFatal Errorってのが出なければOKです。



次。カレントフォルダをzlib-1.2.3にします。
以下のコマンドでコンパイル。
nmake -f win32\Makefile.msc


Jpegほどじゃないですがログが流れますので終わるのを待ちましょう。



最後。Imaging Library。
カレントフォルダをImaging-1.1.6にします。
以下のコマンドでコンパイル。
python setup.py build


ログの最後の方に、こんなメッセージが出てればOK。



最後に、
python selftest.py

この処理を実行して、
57 tests passed.

と表示されれば完了です。


出典
http://d.hatena.ne.jp/moriyoshi/20070518/1179490110
http://www.freia.jp/taka/blog/392

[nmake.exe&cl.exe]無料で作るコマンドラインからのコンパイル環境(Visual Studio Express 2008版)

超久しぶりに、まじめなプログラムの話。


…いつもまじめじゃないもんねー。(仕事しろ


色々なOSに対応したライブラリとかの多くは、コマンドラインからビルドする必要があります。
あれをコンパイルするのって、普通のGUI環境、VCとかEclipseとか統合開発環境で開発している人から見ると良く分からない世界なんですが(数年前の私とか)、あれの方法です。

最新版で環境を作り直したので、備忘録に書いておきます。
あ、ちなみにこれはWindows向け。私、開発はWindows専門なんで。


レシピ。


Microsoft謹製の無料開発ツールをインストールします。

Microsoftから、Visual Studio 2008 Express Edition(長い…)をダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/maninstall/2008/default.aspx

オフライン版は、シリーズが全部一緒くたになったISOイメージです。サイトにある方法でDVDに焼いてから実行します。


ちなみに私は、下のDAEMON Tools Liteというソフトを使って直接マウントして実行してます。これ便利。
http://www.disc-tools.com/download/daemon


さて。これを実行すると、
こんな画面が出ます。


一般的なライブラリはCで書かれているので、Visual C++ 2008 Express Editionというのをインストールしてください。
インストールには再起動が必要です。

通常は、ここで「パスを通す」という作業をするんですがー。下とか参考にしてください。
http://d.hatena.ne.jp/perlcodesample/20080602/1212315135

でも私は面倒っていうかそんなしょっちゅうビルドしないので、環境変数のいらないコマンドプロンプトを使います。
方法は簡単。「スタート」メニューから、「Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition」の「Visual Studio Tools」にある、「Visual Studio 2008 コマンド プロンプト」というツールを開きます。


なんの変哲もないコマンドプロンプトに見えますがー。
ここで「cl」とか「nmake」と打ち込んでEnter押してみてください。

たとえばnmake。

赤いとこ。ちゃんと起動してるでしょう?
この方法で起動すると、環境変数の設定無しでnmakeとかclが使えるようになります。


ちなみに普通に起動したコマンドプロンプトだとこんな返事が返ってきます。


ま、しょっちゅうビルドする人は、環境変数追加したほうが楽でしょうけどね。ご参考にどうぞー。

2008年12月22日月曜日

QuickTime 7.4以降、SWFは非対応になりました

実は前から気づいていたのですが。ていうか困ってたし。
ちょっと細かく調べたので。

現在のQuickTime(7.4以降、08年12月現在は7.5)では、
SWF(Flashファイル)は再生できません。

ここで以前紹介したPerianも、FLV(YouTubeとかニコ動とか)形式には対応しているのですが、SWFには対応していません。

7.3では、設定でできたそうなのですが。
とうとう全面的にダメになりました。いい加減大変になったか。

…再生専用でいいから対応して欲しいなぁ。
多分大半のMacユーザは同じ思いかと。

ちなみにWindowsでは、Winamp使ってます。
…あれ、公式日本語版出たんだ。へぇぇ。

[GAE] PILはJPEG対応がなんか変。

これは別にGAE(Google App Engine)だけの話じゃないみたいなんですけど。

GAEでimages APIを利用する場合、PIL(Python Imaging Library)っていう外部ライブラリをインストールする必要があります。

ここ参照。
http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/images/installingPIL.html


まあ、PILはコンパイル済バイナリ(プログラム形式)で配布されているので、インストールすればちゃんと動…



動かないし。



そのままだとJPEGファイルがうまく扱えないらしいです。
ていうか標準ではサポートしないらしい。えー。


ちなみにJPEG対応オプション付きでソースからコンパイルすると読めるらしいです。

こことか。
http://www.freia.jp/taka/blog/392


てか、たまに読み込めるからハマりかけた。


…Pythonのくせにばかー。(ぁ

[ 超簡単Linux入門 ] XAMPP(LAMPP)上に簡単なサイトを構築してみる (Ubuntu)

割と続いてるこの入門編。
まあ自分ニーズなので続くわけですが。

今回は簡単なサイトを構築してみた記録。

まずは、XAMPP(LAMPP)で構築するサイトはどこに作ればいいか。
前回のサンプルがある場所を探してみました。


ここです。
/opt/lampp/htdocs/
にありました。

ファイルマネージャ(エクスプローラみたいなもの)でたどるとこんな感じ。



ここにあるindex.htmlを開いてみると、

こんな感じ。

この中にある、
<meta equiv="refresh" content="0;url=/xampp/">
という設定で、PHPで作成されたhtdocs/xamppディレクトリ内にあるサンプルサイトに飛んでいるようです。


元のデータを壊すのはちょっと嫌なので、このhtdocs内に新しいディレクトリを作って、その中で初歩的なサイトを作ってみます。

サイトが完成した後で、index.htmlのmeta情報を書き換えて自分のサイトに自動で飛んでくるようにする、という寸法です。


最初にまず、htdocsのパーミッションを変更します。
Linuxは権限設定が厳しいので、このhtdocsディレクトリへの書き込み権限を自分に許可します。

「アプリケーション」メニュー内「アクセサリ」にある「端末」を起動して、コマンドを入力。
sudo chmod og+w /opt/lampp/htdocs
です。

画面はこんな感じ。


これは管理者権限(sudo)で、権限変更(chmod)を実行し、グループとその他全員(oとg)に、書き込み宣言を追加(+w)します、という意味です。


実行すると、何のメッセージも出ず終わります。Linuxでは、便りが無いのは良い便り。
ま、WindowsやMac派の人には怖いかも。でも成功してます。

念のため、ちゃんと変更できたか確認してみましょう。
一度ファイルマネージャのウィンドウを×ボタンで消してから、もう一度開いてhttpdocのプロパティを表示します。


ファイルマネージャのウィンドウを一度消して開かないと、GUI側には反映されないようです。むーん。

まぁこれで、htdocsへのアクセス権限がフルコントロールになりました。
もちろん、このまま公開しちゃだめですよ。フォルダを作ったら戻します。


次。
自分のサイト構築用フォルダを作ります。

ファイルマネージャでhtdocsを開いた状態で右クリックし、「フォルダの生成」を選択します。これはパーミッションを変更する前はグレーダウンしていて選べなかったはず。

名前は半角英数字なら何でもいいのですが、site1に変更しました。


次に、もう一度「端末」に戻って、htdocsフォルダの権限を元に戻しておきます。
こんなコマンドを入力。
sudo chmod og-w /opt/lampp/htdocs
です。

もう分かると思いますが、これは管理者権限(sudo)で、権限変更(chmod)を実行し、グループとその他全員(oとg)から、書き込み宣言を削除(-w)します、という意味。また何も言わずに処理が完了します。

これで、site1フォルダのみ自由にアクセスできるようになります。
自分の権限で作ったフォルダの中は自由にアクセスできるので。Windowsよりは多少面倒だけど、代わりに安心できるかと。


次。ページのPHPファイルを作りましょう。

site1フォルダの中で右クリックします。
「ドキュメントの生成」から、「空のファイル」を選択します。
あ、ちなみにファイルを選択した状態でF2キーを押すと、ファイル名の編集ができますよ。Windowsと一緒ですね。

ファイルの名前を「index.php」に変更します。準備完了。
index.phpを右クリックして、「テキスト・エディタで編集」を選択します。


中身は当然空ですね。

このファイルに、こんなデータを入力しました。


わー単純。

文字コードの設定も何もありゃしませんが。まーテストですから。


さあ、確認してみましょう。

Firefoxを起動して、以下のアドレスにアクセスします。
http://localhost/site1/


こんな画面が出ましたか?




お疲れ様でした。
これで超単純なサイトの構築作業は一通り完了です。

このindex.phpを色々書き換えていけば、サイトが構築できますよ。

[ 超簡単Linux入門 ] Ubuntu開発用サーバー化計画(Lampp/Xampp)

今日はUbuntuデスクトップをサーバーマシンにします。

今回インストールするのは以下のソフトです。

・Apache with Open SSL
・PHP5と4
・Perl5.1
・MySQL

実はですね、WindowsもMacもLinuxで、一気にまとめてインストールできるフリーの超簡単パッケージがあるんですよ。

それがこれ。XAMPP。

apache friendsサイト

この団体が運営しているパッケージです。

XAMPPは、インストールするだけで、データベース機能を持ったサーバ環境をいきなり構築できるすごいソフトです。
セキュリティは甘めなので、公開するとなるとまた考えないといけませんが、とりあえず動いてくれないと勉強になりませんし。

さっそくUbuntuにインストールしてみます。

まずはXAMPP for Linuxの最新版をダウンロードします。

Ubuntuでは、標準でダウンロード先がユーザディレクトリになっています。


ダウンロードされましたね。今のバージョンは1.6.6です。

さて、インストールです。
Ubuntuでは圧縮ファイルの解凍をGUIからできますが、今回は解凍先フォルダの権限がrootのみなので、直接コマンドラインから行います。

ちょっとコマンドの説明。
要らない人は読み飛ばしましょう。一応入門なので。

「sudo」は、root権限で指定したコマンドを実行するという設定です。
今回は、「tar」という解凍コマンドに、「xvfz」オプション、展開と解凍を同時に行う設定を付け加えて実行しています。
「sudo tar -xvfz ファイル名 解凍先フォルダ名」
今回、-xvfzの前の「-」は無くても動いてました。おー。

ちなみにsudoは起動して初めて実行する前に、自分のパスワードを聞かれます。
答えてみましょう。

実行すると、ぐわーっと解凍のログが表示されます。


…たぶん終わったかと。これでインストールというか配置は完了です。

この手順の代わりに、GUIで解凍してから「sudo mv」コマンドで/optディレクトリに移動してもOKです。

これで配置は完了です。起動してみましょう。
これも管理者権限なので、「sudo」が必要です。配置したのが/optディレクトリなので、こんなコマンドになります。
sudo /opt/lampp/lampp start


実行すると自動で関連するプログラムが起動します。やー楽ですね。

XAMPP for Linux started.と表示されたら起動完了。
表示されなかったら、もう一度ダウンロードし直してみてください。ファイルが壊れているかもしれません。

Firefoxを起動して、アドレスバーに「http://localhost」と入力してEnterキーを押します。


xampp/splash.phpにリダイレクトされて、スプラッシュ画面が表示されます。

この画面自体、すでにPHPで動作しています。やーすごいっすね。
下の一覧から日本語を選択すると、ようこそ画面が表示されます。


左のメニューに、PHPやPerlとデータベースを使った色々なサンプルが並んでいますので、色々選んで試してみてください。

ちなみにXAMPPを終了させるときは以下のコマンドを使います。
sudo /opt/lampp/lampp stop


起動と同じコマンドに、stopというパラメータを投げています。

「XAMPP stopped.」と表示されたらOKです。これで一通り。ふー。

[ Ruby on Rails ] Ubuntu8.04にRuby on Railsをインストールする

…色々インストールしております。

この前XAMPPインストールしてましたが、Ruby on Rails使いたかったので、普通にapp-getでインストールしてみます。


レシピ。


まず、ApacheとMySQL。
Apacheはサーバシステム。MySQLは最近流行りのオープンソースデータベースです。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install apache2 mysql-server


途中でMySQLのパスワード聞かれるので好きなパスワードを設定してください。

ちなみにインストール終わるとApacheサーバが勝手に起動してくれるみたいです。
完了したらブラウザ起動して、
http://localhost
と入力してEnterを押すと、
という、見てくれもへったくれもない無骨な画面が表示されます。


あ、これで一応動いてますので安心してください。


ちなみにこのHTMLファイルは、

/var/www/index.html

として配置されています。

後々変更を加えていくフォルダなので、場所は覚えておいた方が良さそうです。ショートカット作るとか。


次。Ruby本体関連。

まとめてどかっと。MySQLへの追加機能なども入れています。

$ sudo apt-get install ruby ri rdoc libmysql-ruby

実行すると、またがーっとログが流れて終了します。


次。Ruby-Gem。
Ruby系のソフトインストール支援パッケージです。

sudo apt-get install rubygems


またログが流れてインストールが完了します。


最後。Ruby on Rails本体。

$ sudo gem install rails -y
$ sudo gem install rails -y

-yは、--include-dependenciesというオプションの別名です。
短いに越したことはない。

ちなみに2回同じ入力しているのは、1回目はなぜか必ず失敗するからです。何故だろう?


ではちょっと設定をします。ファイルシステム内の、

/var/lib/gems/1.8/bin

という場所を探してください。

もしかしたらバージョンが変わっているかもしれませんが。
このフォルダの中に、railsというファイルが表示されていれば、多分インストール完了です。

では、この場所を環境設定ファイルに設定します。

$ gedit ~/.bashrc

ちなみにsudoは不要です。
テキストエディタが開いて、.bashrcというファイルが開きます。

このファイルの一番下に行を追加して、以下の行を追加してください。

PATH="$PATH":/var/lib/gems/1.8/bin

変更したら、保存してgeditを終了します。

設定した環境ファイルを、

$ source ~/.bashrc

このコマンドで反映させます。

$ which rails rake

上のコマンドで、

/var/lib/gems/1.8/bin/rails
/var/lib/gems/1.8/bin/rake

と返ってこれば、インストールは完了です。お疲れ様♪

Adobe AIR 1.5 for Linuxが来ましたよ。

待ち焦がれてた人がたくさんいると思うLinux版AIR。とうとうやってきました。
カスタムフィルタとか3Dネイティブ対応とか、色々世界が広がってるので楽しみ。

…とはいえFlash10の機能だから、私のFlash CS 3じゃ使えないかな…><

JavaFX SDK 1.0正式版が来ました

とうとうSunも出しましたね!!やっと登場です。

Adobe AIRとかSilverlightとかと同じ路線。
ていうか元々Javaアプレットとかって、これ「そのもの」だよね。時代が早すぎて失敗してたのか。

私はたぶんAIR派になると思うけど(Adobe製品漬けなので)、データのコンバートできたりしたらいいな。
…て、Photoshopファイルとかワンクリックでコンバートできるのか。すごいな。

Javaはエンタープライズレベルでも安定してるし、まあ自分が使える言語ってのもあるけど。
先駆者(ていうか先駆者すぎて戦死してたけど)として、がんばって欲しいところ。

2008年12月10日水曜日

携帯サイトでの文字コード対応表

こちらにまとめサイトがありました。多謝!!
http://miniturbo.org/2006/12/29/034842

いまどきの携帯はほとんどUTF-8とかEUC-JPも対応しているんですね。
昔はShift-JISのみって言われていたのでしり込みしてたんですが。

jQueryがハンパないっす。

jQueryとは、Javascriptで組まれたAjax開発用の支援プログラムです。

このjQueryを読み込んで、jQueryが提供するAPIを利用して開発していくことで、1から作るよりかなり労力を削減できます。
…ていうかこれ凄すぎ。会社内で作ってるかなりのものをこいつに移行しました。

もちろんただのJavascriptなので、jQueryが提供していない部分は自分でゴリゴリ書けば実現できます。
あくまでライブラリ的な使い方をするためのフレームワークなので、読み込んだだけでは何もしてくれませんが。


参考資料を並べておきます。

本家サイト。
http://jquery.com/
jQuery最新版のダウンロードや、チュートリアルなども乗せられています。…英語ですが。

jQuery日本語リファレンス
http://semooh.jp/jquery/
非公式ですが、非常に便利な日本語リファレンスサイトです。
サンプルなども豊富で、私は首っ引きです。


ちょっとしたサンプルソースなんかも今後乗せていくかも?たぶん。

2008年12月9日火曜日

あれ?

そういえば、日本語版Adobe Media Playerって11月に出るんじゃなかったっけ?

探したけど英語版しか無かったんだけど。あれ?

…もしかしてタイアップしてくれる動画提供会社が見つからないとか?

Macでスリープに移行するキーボードショートカット

15年くらい使ってたくせに知らなかったYO!

「Option(Alt)+Command(アップル)+Eject」キーだそうです。

Eject関連はシャットダウンやスリープ、ログオフ系のショートカットになっているみたいですね。

今度調べてまた書きます。