まあ自分ニーズなので続くわけですが。
今回は簡単なサイトを構築してみた記録。
まずは、XAMPP(LAMPP)で構築するサイトはどこに作ればいいか。
前回のサンプルがある場所を探してみました。
ここです。
/opt/lampp/htdocs/にありました。
ファイルマネージャ(エクスプローラみたいなもの)でたどるとこんな感じ。
ここにあるindex.htmlを開いてみると、
こんな感じ。
この中にある、
<meta equiv="refresh" content="0;url=/xampp/">という設定で、PHPで作成されたhtdocs/xamppディレクトリ内にあるサンプルサイトに飛んでいるようです。
元のデータを壊すのはちょっと嫌なので、このhtdocs内に新しいディレクトリを作って、その中で初歩的なサイトを作ってみます。
サイトが完成した後で、index.htmlのmeta情報を書き換えて自分のサイトに自動で飛んでくるようにする、という寸法です。
最初にまず、htdocsのパーミッションを変更します。
Linuxは権限設定が厳しいので、このhtdocsディレクトリへの書き込み権限を自分に許可します。
「アプリケーション」メニュー内「アクセサリ」にある「端末」を起動して、コマンドを入力。
sudo chmod og+w /opt/lampp/htdocsです。
画面はこんな感じ。
これは管理者権限(sudo)で、権限変更(chmod)を実行し、グループとその他全員(oとg)に、書き込み宣言を追加(+w)します、という意味です。
実行すると、何のメッセージも出ず終わります。Linuxでは、便りが無いのは良い便り。
ま、WindowsやMac派の人には怖いかも。でも成功してます。
念のため、ちゃんと変更できたか確認してみましょう。
一度ファイルマネージャのウィンドウを×ボタンで消してから、もう一度開いてhttpdocのプロパティを表示します。
ファイルマネージャのウィンドウを一度消して開かないと、GUI側には反映されないようです。むーん。
まぁこれで、htdocsへのアクセス権限がフルコントロールになりました。
もちろん、このまま公開しちゃだめですよ。フォルダを作ったら戻します。
次。
自分のサイト構築用フォルダを作ります。
ファイルマネージャでhtdocsを開いた状態で右クリックし、「フォルダの生成」を選択します。これはパーミッションを変更する前はグレーダウンしていて選べなかったはず。
名前は半角英数字なら何でもいいのですが、site1に変更しました。
次に、もう一度「端末」に戻って、htdocsフォルダの権限を元に戻しておきます。
こんなコマンドを入力。
sudo chmod og-w /opt/lampp/htdocsです。
もう分かると思いますが、これは管理者権限(sudo)で、権限変更(chmod)を実行し、グループとその他全員(oとg)から、書き込み宣言を削除(-w)します、という意味。また何も言わずに処理が完了します。
これで、site1フォルダのみ自由にアクセスできるようになります。
自分の権限で作ったフォルダの中は自由にアクセスできるので。Windowsよりは多少面倒だけど、代わりに安心できるかと。
次。ページのPHPファイルを作りましょう。
site1フォルダの中で右クリックします。
「ドキュメントの生成」から、「空のファイル」を選択します。
あ、ちなみにファイルを選択した状態でF2キーを押すと、ファイル名の編集ができますよ。Windowsと一緒ですね。
ファイルの名前を「index.php」に変更します。準備完了。
index.phpを右クリックして、「テキスト・エディタで編集」を選択します。
中身は当然空ですね。
このファイルに、こんなデータを入力しました。
わー単純。
文字コードの設定も何もありゃしませんが。まーテストですから。
さあ、確認してみましょう。
Firefoxを起動して、以下のアドレスにアクセスします。
http://localhost/site1/
こんな画面が出ましたか?
お疲れ様でした。
これで超単純なサイトの構築作業は一通り完了です。
このindex.phpを色々書き換えていけば、サイトが構築できますよ。