超久しぶりに、まじめなプログラムの話。
…いつもまじめじゃないもんねー。(仕事しろ
色々なOSに対応したライブラリとかの多くは、コマンドラインからビルドする必要があります。
あれをコンパイルするのって、普通のGUI環境、VCとかEclipseとか統合開発環境で開発している人から見ると良く分からない世界なんですが(数年前の私とか)、あれの方法です。
最新版で環境を作り直したので、備忘録に書いておきます。
あ、ちなみにこれはWindows向け。私、開発はWindows専門なんで。
レシピ。
Microsoft謹製の無料開発ツールをインストールします。
Microsoftから、Visual Studio 2008 Express Edition(長い…)をダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/maninstall/2008/default.aspx
オフライン版は、シリーズが全部一緒くたになったISOイメージです。サイトにある方法でDVDに焼いてから実行します。
ちなみに私は、下のDAEMON Tools Liteというソフトを使って直接マウントして実行してます。これ便利。
http://www.disc-tools.com/download/daemon
さて。これを実行すると、
こんな画面が出ます。
一般的なライブラリはCで書かれているので、Visual C++ 2008 Express Editionというのをインストールしてください。
インストールには再起動が必要です。
通常は、ここで「パスを通す」という作業をするんですがー。下とか参考にしてください。
http://d.hatena.ne.jp/perlcodesample/20080602/1212315135
でも私は面倒っていうかそんなしょっちゅうビルドしないので、環境変数のいらないコマンドプロンプトを使います。
方法は簡単。「スタート」メニューから、「Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition」の「Visual Studio Tools」にある、「Visual Studio 2008 コマンド プロンプト」というツールを開きます。
なんの変哲もないコマンドプロンプトに見えますがー。
ここで「cl」とか「nmake」と打ち込んでEnter押してみてください。
たとえばnmake。
赤いとこ。ちゃんと起動してるでしょう?
この方法で起動すると、環境変数の設定無しでnmakeとかclが使えるようになります。
ちなみに普通に起動したコマンドプロンプトだとこんな返事が返ってきます。
ま、しょっちゅうビルドする人は、環境変数追加したほうが楽でしょうけどね。ご参考にどうぞー。
2008年12月24日水曜日
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